【第5期】修了式での卒塾生コメント(その2)

未来経営塾第5期修了式でのスピーチ、その2をご紹介します。

有限会社アイホーム 早川寛様

1年間経営塾に参加して、今までの自分は営業ばかりに重点をおいていたため、経営なんてキチンとやってなかったと気付かされました。異業種であっても同様な悩みや葛藤があって、それは経営者という職業があるということを同期の皆さんから学ぶことができて目が覚める思いでした。「自分はこんなに売上で頑張っているのに」と感じて、成績の上がらない社員に対してイラだったり、自分のリーダーシップが上手くいかないことに社長職自体が嫌になっていましたが、塾がきっかけになって経営者のスタート地点に立てたと思っています。
社内の管理職にも塾の提出課題を見てもらい、同じ方向を向いて話ができるようになったことが、とても良かったです。

 

株式会社 デジタル・コミュニケーションズ 村上雅昭様

この会社を始めて20年になりましたが、上場を前提に、会社をスケールさせていく。ということについて、あらためて「本気でやるぞ!」と思わせてくれたのがこの塾です。社員も50人規模になって、会社を成長させるために何をすべきかをまずは知識として得ることができました。これまでの建設業を中心にした顧客層をベースにしながらマッチングプラットフォーム型のビジネスを必ず大成させる。と決意を新たにしているところです。上場が全てではないですが、4年後には上場を目指せたら、と思っています。毎月やってきた課題を今一度振り返って、学んだことを詳細に深耕することで今後に活かしたいと思います。皆さん、特に野澤さんはじめ厳しいご指摘をいただいて、本当に有意義でありがたい時間を過ごせたなと感謝しています。

 

株式会社シードコーポレーション 種本浩二様

会社を経営してこの20年ほど、不安と迷いの中でやってきましたが、この塾を通してみんな同じなんだと勇気をもらいました。課題をやってみんなと議論する中で「ぶれない」心ができてきました。それが一番の財産になりました。大きな動きとして、これまでメインだった主要なブランドが縮小となり、ベテランの社員が何人か会社を離れて行きました。100年続く企業にしたいと思っていたのに、肝心なことが分かっていなくて社員の心をつかめていなかったのだと思います。まずは社員にとって【居場所がある】と思える会社にしていこうと思います。売上げや業績はそのあとにおのずとついてくるもの。これからも塾での学びと気づきを土台にまい進していきたいです。

 

寿コミュニケーションズ株式会社 安永周平様

初めのころは、個人事業主に毛の生えたくらいの状態で、自分などが受け入れてもらえるのか不安でした。軸が定まらず覚悟の無い状態でした。塾での講座は、課題の提出に締切があって毎月追い詰められるような状況でしたが、かえってありがたかったと思います。誰も言ってくれないようなことも言ってもらえたし、刺激を受けました。修論では、頭の中にあること、どういう会社にしたいのか、何がやれるのかをすべて出してみよう、と真剣に考えて文章にしてみました。それで自分の中の軸が定まってきたと思う。いろんなことがつながって父の事業をやるという決意を固め新規事業のタネを見つけることができました。もし塾に来ていなかったらこういう決心や覚悟はできなかったと思います。

 

チームビルディングス株式会社 中島昭聡様

塾で学ぶ中で、自分は経営者として中途半端だったと気付かされました。プレイヤーでいいじゃないかという思いがあって経営者としての覚悟ができていなかったということです。自分たちの「チームビルディング」ができていなかったと自覚することができたので、どう進むべきか迷いはあるものの、ここから始まるんだ、と決意を固められました。