【塾生リレーブログ 第7号】

塾生リレーブログ第7号 蓮見雅則様(株式会社ロータス 代表取締役) 

私が株式会社ロータスを起業して14年が経ちます。
「フルオーダーメイドのキッチン・造り付けの家具を、誰にでも手の届く価格で」
「少数精鋭で最強のチームを作り上げる」という希望を掲げ、35歳の時に起業しました。
現在でも従業員は自分を含めて8 名の小さな会社です。

未来経営塾の門を叩いたのは、起業から12 年目を迎え、自分の経営者としての志や覚悟が、起業当初と比べて薄れて来ている危機感のようなものを感じていた時です。それまで全てを自己流でやって来て、経営というものを体系的に学んだ事がなかったので、安本先生の下で経営者としての基本的な知識、特に財務知識等をしっかり学びたいと思い、まず最初に11月のプレセミナーに参加しました。

この時は周りの経営者の事業スケールやプレゼンに圧倒され、安本先生からは自社の弱みについて的確なコメントとアドバイスをいただき、怯みながらも何としてもここで1年間学んでみたい、と思いました。選抜式と聞いていたので、自分のような弱小企業でも入塾出来るのか不安でしたが、無事に入塾を許可され、最初の顔見世に行ってみると殆どが知らない方でまた驚きました。

4月になって正式な講義が始まると、毎月提出する課題がハードでした。提出する課題を完成させる為には、時間を掛けて自社(自分)と向き合う必要があり、平日はまとまった時間が取れないので、主に休日を丸一日使って課題に取り組んでいましたが、この時間はとても有意義なものでした。自社の強み、弱みについて何度も考え抜き、打つべき手と、未来組織図を造りあげる。 → もっと早くやっておくべきだった!
これは、他の塾生も少なからず感じていることではないでしょうか。

自分はプレゼンや発表に自信がなく、いつもしどろもどろで発表を終え、質疑応答もヒヤヒヤでしたが、この時に他の塾生やOBの方から頂いた経営者としての生きたアドバイスや、安本先生からの鋭いご指摘は、他では絶対に得られない貴重な意見で、意思決定の際の指針として参考になりました。

学生時代はずっと体育会に所属していたこともあり、大勢でワイワイやるのは大好きでしたので、夏・冬の合宿はとても楽しかったです。講義のあと夜通し塾生同士で酒を酌み交わし、皆との距離もぐっと縮まりました。個人的にはもう1、2回合宿があっても良かったと思います(笑)

1年間の学びを通して気付く経営者として本質的に大切な部分、他の頑張っている経営者を目の当たりにする事でそこから受ける刺激こそが、未来経営塾の最大の長所だと思います。このように学べる場ときっかけを持てたことを、心から感謝しております。

未来経営塾での学びを生かしつつ、今後は、設立20 周年となる2025 年度に、B to B(卸売り)取引の販路拡大と、自社ブランドの確立によるB to C(直接販売)業績拡大により「小さいながらもキラリとセンスの光る」売上高20 億円企業を目指します。「ロータス」というブランドを磨き上げ、社員全員がプロフェッショナル意識を持ち、仕事にやりがいと生き甲斐を感じながら、会社と共に成長していく最強のチームを造りあげることが目標です。

卒塾してそろそろ1年、安本先生のお顔とダジャレを懐かしく思う今日この頃です。

第4期(2017年5月~2018年3月)受講
事業内容:オーダーキッチン、造作家具の製造・販売